医師が診断支援のために指示する検査とは?

診断や治療方針を決めるために医師が指示する主な検査

1. 血液検査

・全血球計算(CBC): 赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビン、ヘマトクリットの数値を測定し、貧血、感染症、凝固異常などを評価します。

2. 尿検査

・尿検査(尿沈渣・化学検査): 尿の色・濁度・pH・糖・タンパク質などを調べ、尿路感染症、腎疾患、糖尿病の有無を確認します。

3. 画像診断

・X線: 骨折や関節変形、肺の異常を簡易的に評価します。

・CT(コンピュータ断層撮影): X線を利用して体内の断面像を高解像度で撮影し、腫瘍、感染、外傷の診断に有用です。

・MRI(磁気共鳴画像): 磁場と無線波で軟部組織の詳細画像を取得し、脳腫瘍や筋・関節の病変を評価します。

・超音波検査: 音波でリアルタイムに臓器の形態や血流を観察し、胆嚢や甲状腺などの異常を検出します。

4. 心電図(ECG)

心臓の電気活動を記録し、不整脈や虚血性心疾患の有無を判断します。

5. 内視鏡検査

・大腸内視鏡(コロノスコピー): 大腸・直腸の粘膜を直接観察し、ポリープや潰瘍、腫瘍の有無を確認します。

・上部消化管内視鏡(胃・十二指腸内視鏡): 食道・胃・十二指腸の病変を評価します。

6. 生検

組織の一部を採取し顕微鏡で検査することで、がんや感染症、自己免疫疾患の診断に役立ちます。

7. 肺機能検査

呼吸容量や気流速度を測定し、喘息、COPD、肺感染症などの呼吸器疾患を評価します。

8. 神経学的検査

反射・協調性・認知機能・神経伝導などを総合的に評価し、脳卒中、多発性硬化症、パーキンソン病などの神経疾患の診断に活用します。

検査の選択は、患者の症状、既往歴、身体所見、疑われる疾患に応じて医師が判断します。目的は正確な情報を得て診断を確定し、最適な治療計画を立てることです。

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