メディケイド申請の条件と対象者
メディケイドとは
メディケイドは1965年に創設された連邦の医療・長期保険プログラムで、各州が運営しています。対象者は収入や障害の有無、受給している公的援助の状況に応じて決まります。カイザー委員会によると、対象者は以下の5つの「カテゴリ別適格」グループのいずれかに該当し、かつ財政基準を満たす必要があります。
- 子ども(および10代)
- 扶養子女を持つ親
- 妊婦
- 重度障害者
- 高齢者(65歳以上)
子ども・10代
2005年のカイザー委員会の調査によると、メディケイドは約2,940万人の子どもを対象にしています。連邦貧困線(FPL)133%以下の世帯に住む6歳未満の子どもや妊婦は対象です(2010年のFPLは4人世帯で22,050米ドル)。
また、FPL以下の世帯であれば19歳までの子どもが対象となり、21歳未満でAFDC(扶養家族支援)対象外でも所得条件を満たせば適用されます。州によっては、独立生活をしている10代でも申請可能です。養子縁組や里親の子ども、タイトルIV‑Eに基づく支援を受ける子ども、障害を持つ在宅児、資源が限られた介護施設入居者も対象です。
妊婦
妊娠中の女性は、世帯収入がFPLの133%以下であればメディケイドの対象となります。妊娠が終了した月の翌月末から60日間は、収入が変わっても資格が維持されます。既婚・未婚を問わず適用され、出産時に母親がメディケイドに加入していれば、母子ともに保険が適用されます。
重度障害者
2005年には約830万人の障害者がメディケイドの恩恵を受けました。盲目や身体障害を持ち、所得はFPL以下だが必須対象にはならない人も対象です。施設入所者や在宅・地域ベースの介護を受けている人、連邦の補足保障所得(SSI)受給者も対象となります。
高齢者(65歳以上)
2005年のデータでは約610万人の高齢者がメディケイドに加入していました。収入と資産が限定的な65歳以上の方が対象です。特に、介護施設でのケアが必要だが、在宅で地域介護サービスを受けられる場合もメディケイドの適用が推奨されています。
