EMSにおけるメディケア救急車請求の規制

メディケアの請求・支払い規則では、救急車サービスが医療的に必要かつ妥当であることが払い戻しの条件となります。支払いは患者のケア適格性やCMS(米国医療保険・医療サービスセンター)が定めるその他の要件に基づきます。一般的に、支払いは提供されたサービスのレベルに応じて決定され、搬送に使用した車両そのものは評価対象ではありません。ただし、走行距離は別途払い戻しの対象となります。

車両と乗務員に関する支払い基準

  • 救急車がメディケアから全額払い戻しを受けるには、州の免許要件を満たし、急性の医療状態を抱える患者を安全に搬送できる装備と人員が必要です。救急医療サービスに必要な機材や備品はすべて支払い対象となります。

    基本的な救命サポート(BLS)車両は、認定緊急医療技術者(EMT)1名と、もう1名の乗務員が搭乗していることが条件です。高度救命サポート(ALS)車両は、乗務員2名以上が必要で、そのうち少なくとも1名はEMT‑Intermediateまたはパラメディックの資格を持っていなければなりません。

搬送先に関する規制

  • 走行距離の請求は、患者の必要に応じて最も近い適切な医療施設までの距離のみが対象となります。対象となる施設は病院、介護施設、透析センター、患者の自宅などです。診療所は走行距離の払い戻し対象外です。概ね、ローカルな搬送先のみがメディケアの対象となります。

請求ガイドライン

  • CMS の請求ガイドは、搬送の種類と必要な乗務員を定義し、支払い判定の基準としています。地上救急車サービスは医療的に必要と認められた場合にのみメディケアから支払われます。主なカテゴリは以下の通りです。

    • BLS 非緊急搬送
    • BLS 緊急搬送
    • ALS レベル1・レベル2(緊急・非緊急)
    • 専門医療搬送(SCT)

    各カテゴリはそれぞれ特定の乗務員配置と装備が求められ、請求時には正確な識別コードの入力が必要です。走行距離は別項目として請求されます。

請求手続き

  • 請求は通常、電子方式で行われます。メディケアの Part B 用ソフトウェア(Companion Document)を使用し、コードや計算式に基づいて適切な料金を算出します。加えて、患者の状態を示す医療条件リストと、搬送が必要であることを医師が証明する認証文書が必須です。

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