メディケアでのポータブル酸素利用資格ガイド

米国の高齢者や障害者は、連邦が運営する医療保険プログラムであるメディケアの対象です。呼吸器系の疾患に罹患しやすいこの層にとって、ポータブル酸素は重要な治療手段のひとつです。条件を満たせば、メディケアが費用をカバーします。

耐久医療機器(DME)とは

メディケアはポータブル酸素を「耐久医療機器(Durable Medical Equipment, DME)」に分類しています。DME は再利用可能で、主に自宅で使用し、病状や症状の緩和に役立つ用品です。例として、ポータブル酸素、車椅子、病院用ベッドなどがあります。DME はメディケアのパートB給付の対象です。

診断基準

ポータブル酸素がメディケアの対象となるには、受給者が呼吸困難を引き起こす疾患(例:肺気腫)であることが正式に診断されている必要があります。さらに、医師がポータブル酸素の処方(処方箋または証明書)を行い、医療上必要であると明記しなければなりません。場合によっては、メディケアが診断を認める前に特定の検査や評価を要求することがあります。

供給業者の要件

メディケアが費用を負担するかどうかは、受給者がどの供給業者から機器を借りるかに依存します。受給者は必ずメディケア認定業者から購入またはレンタルしなければなりません。さらに、業者が「メディケア割当(assignment)」を受け入れるかどうかで自己負担額が変わります。割当を受け入れる業者の場合、メディケアが費用の 100% を支払うため、受給者の自己負担はありません。割当を受け入れない業者から借りた場合、メディケアは費用の 80% をカバーし、残りの 20% は受給者または補足保険が負担します。

ポータブル酸素のレンタル

ポータブル酸素は他の DME と異なり、所有権を取得することはできません。常に業者からのレンタルとなります。メディケアはレンタル料を最長 36 か月間カバーし、割当を受け入れない業者から借りた場合はコインシュアランスが適用されます。36 か月経過後はレンタル料は発生しませんが、機器は依然として業者からのレンタル状態です。機器の耐用年数は 5 年で、受給者は 2 年間使用した後に新しい機器をレンタルする必要があります。酸素タンクやシリンダーは別途受給者が購入する必要があります。

修理の適用条件

供給業者は機器の定期的な清掃と保守を行い、正常な状態を保つ義務があります。故障が発生した場合、割当を受け入れる業者は修理費用と部品代を無償で提供します。割当を受け入れない業者の場合、受給者または補足保険が修理費用の 20% を負担します。

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