CPAP(連続陽圧呼吸療法)に関するメディケア(Medicare)ガイドライン
メディケアは、主に睡眠時無呼吸症候群の治療に用いられるCPAP(Continuous Positive Airway Pressure)装置とそのアクセサリの給付を行っています。2002年4月1日以降、米国保険センター(CMS)はカバレッジ基準を拡大し、コード、給付対象、支払方法、文書化の指針を明確化しました。
対象となる条件
- 認定睡眠施設で実施された睡眠検査の結果、呼吸障害指数(AHI)が 15 回/時超、または 5〜14 回/時で、かつ日中の眠気、認知機能低下、気分障害、または不眠が認められること。
- 上記の4症状がない場合は、高血圧、心疾患、または脳卒中の既往が必要です。
追加要件
- 診断用睡眠検査に加えて、鼻マスクを用いたチュレーション検査(治療効果を測定する評価)が必要です。
- 資格のある医師からの処方箋が必須です。
文書化要件
- CPAP供給業者は、医師が署名した機器・アクセサリの注文書と、医療上の必要性を示す文書を保存しなければなりません。
- 従来必要とされていた「医療必要性証明書(CMS)」は、最新のポリシー改訂により不要となっています。
給付内容
- メディケアは、CPAP機器とアクセサリの費用の 80% を費用表に基づき給付し、利用者は残りの 20% を自己負担(または二次保険でカバー)します。
機器の取得方法
- CPAP機器は直接購入できず、まずは 13 か月間のレンタルとして提供されます。
- レンタル期間終了後は購入スケジュールに移行し、最終的に利用者が所有権を取得します。
