オハイオ州のメディケア補足保険(メディギャップ)選び方ガイド

メディケア補足保険の取得先

オハイオ州のメディケア受給者は、原則としてパートA・Bのオリジナルメディケアに加入している場合に限り、メディケア補足保険(メディギャップ)を選択できます。メディケアアドバンテージに加入していると補足保険は取得できません。

補足保険は、オリジナルメディケアがカバーしない医療費を補填し、自己負担額を軽減します。パートBへの加入と同時に、最長6か月のオープンエンロールメント期間が設定されます。

取得先としては、かつての勤務先や組合、民間保険会社があります。低所得者向けには州の支援制度も用意されています。

元雇用主や組合を通じて取得できる場合、保険料が無料または低額で、給付内容も民間のメディギャップと同等以上になることが多く、最も有利な選択肢となります。

民間保険会社からの取得

民間保険会社が提供するメディケア補足保険は、保険会社にとっては利益が少ないため、広く広告されていません。そのため、最適なプランを見つけるには比較検討が必要です。

連邦政府はメディギャップを12種類(A~L)に標準化しています。プランの名称は全国で統一されているため、オハイオ州で販売されているプランFは、他州のプランFと同一の給付内容です。

プランAは最低限の給付(入院とパートBの共同保険料、血液3単位)を提供し、残りのプランはプランAに加えて様々な追加給付があります。特にプランFは最も人気があります。

同じプランでも保険会社によって保険料は大きく異なります。たとえば、プランFの月額保険料は、ある会社では他社の4倍になることもあります。

2009年時点でオハイオ州では48社がメディギャップ保険を販売できる認可を受けており、州のガイドブックは毎年更新され、各プランの給付内容、連絡先、既往症除外条件、月額保険料が掲載されています。

オハイオ州法では保険会社の格付けは認められていませんが、A.M.ベスト、フィッチ、スタンダード&プアーズ、ムーディーズ、コンシューマー・レポートなどの格付け機関の評価は参考にできます。保険に関する問い合わせは 1‑800‑MEDICARE(1‑800‑633‑4227)でも受け付けています。

低所得者向けプログラム

オハイオ州は、低所得者向けにメディケア補足保険に相当する支援を提供しています。メディケイドの対象外でも、医療費を収入から差し引く「スピンドダウン」制度を利用できる場合があります。また、所得がやや高めの「Qualified Medicare Beneficiaries(QMB)」対象者にも補助が行われます。

対象外の方には、Specified Low Income Medicare Beneficiary(SLIMB)プログラムがプレミアム支払いを支援します。

州のベネフィットバンク(Ohio Benefit Bank)は、各種支援情報の窓口として機能しており、電話(800‑648‑1176)またはウェブサイト(www.obb.ohio.gov)で問い合わせが可能です。

まとめ

最適なオハイオ州メディケア補足保険は、個々の健康状態や財務状況に合わせて選ぶ必要があります。以下のポイントを検討すると選択がスムーズです。

  • 月額保険料の予算はどれくらいか。
  • 同等給付の他プランと比べた保険料はどうか。
  • 本当に必要な給付は何か。
  • 既往症に対する待機期間はあるか、ある場合はその期間はどれくらいか。

プラン変更は健康状態の変化に応じて容易ではないことが多いため、長期的な視点で最もコストパフォーマンスの高いプランを選びましょう。

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