双極性障害に用いられる気分安定剤の概要
米国国立精神衛生研究所によると、米国の成人の約2.6%が毎年双極性障害を患っています。気分安定剤は、この障害の治療に広く用いられる薬剤です。
歴史
- リチウムは双極性障害の治療に最初に使用された気分安定剤で、1970年に市場に登場しました。
種類
- リチウムが最も一般的に処方されます。抗痙攣薬(デパコート、ラミクタール、テグレトール、トリプタル、ニューロチン、トパマックス)も気分安定剤として頻繁に使用されます。
服用期間
- 気分安定剤は長期にわたって服用することが多く、症状が改善しても自己判断で中止すべきではありません。中止する際は必ず医師とリスクを相談してください。
副作用
- 体重増加、眠気、めまい、胃腸障害などが一般的です。具体的な副作用は薬剤ごとに異なるため、医師や薬剤師に確認しましょう。
注意点
- リチウムは腎機能障害や甲状腺機能低下を引き起こす可能性があるため、定期的な血液検査が必要です。ラミクタールは重篤な皮疹(スティーブンス・ジョンソン症候群)を起こすことがあり、発疹が出た場合は直ちに使用を中止してください。
併用薬
- うつエピソードの治療には抗うつ薬が、ADHDが併存する場合は刺激薬が気分安定剤と併用されることがあります。
