10代における双極性障害の概要と対処法
米国国立精神衛生研究所(NIMH)のデータによれば、双極性障害は約570万人が罹患しており、10代でも発症します。成人の双極性障害に比べ、思春期は診断が難しく、普通の思春期の感情と混同しやすい点が特徴です。
症状
- 躁状態(マニック): エネルギーが過剰に高まり、イライラや暴力的な衝動が現れます。
- うつ状態: 悲しみや疲労感が強く、日常生活への参加意欲が低下し、倦怠感や自殺念慮が見られることがあります。
影響
- 高リスクな行動に走りやすく、学業成績が低下し、衝動的な決断をしがちです。
治療法
- 主に心理療法が用いられますが、脳内の化学的不均衡が原因と考えられるため、気分安定薬や抗うつ薬といった薬物療法も併用されます。
自己管理(セルフヘルプ)
- 専門的治療は必須ですが、患者自身も以下を心掛けることで症状の悪化を防げます。
・処方された治療を遵守する
・カフェインやアルコールなどの刺激物・抑制物を控える
予後
- 双極性障害は根治が難しく、生涯にわたって治療を継続する必要があります。
