双極性障害のエピソードを記録する方法
はじめに
双極性障害(躁うつ病)は、米国で約600万人の成人が罹患していると、うつ病・双極性障害支援連盟(Depression and Bipolar Support Alliance)が報告しています。この精神疾患は、エネルギー、気分、行動、思考が激しく変動することが特徴で、躁状態(「ハイ」)と抑うつ状態(「ロー」)を交互に経験します。自分の状態を理解し、適切に管理するために、気分や双極性エピソードを記録することが重要です。
必要なもの
- コンピュータ(またはオンラインサービス)またはペンと紙
手順
記録方法を決める
手書きのチャートでも、オンラインのツールでも構いません。印刷できるテンプレートを提供するサイトや、ウェブ上で簡単に記入できるサービスがあります。自分にとって最も続けやすい方法を選びましょう。
気分チャートを作成し毎日記入する
月と日(1〜31)を横軸に、以下のような項目を設けた表を用意します。
- 重度うつ、ややうつ、軽度うつ、安定、軽度躁、やや躁、重度躁、焦燥、不安、イライラなど
- 睡眠時間
- 服薬状況
- その日の出来事やストレス要因、薬の副作用などのメモ欄
毎晩、該当する項目にチェックまたは記入していきます。
定期的にチャートを見直す
記録を振り返ることで、生活イベントが気分に与える影響や、逆に気分が行動に及ぼす影響を可視化できます。パターンやトリガーを把握することで、自己管理がしやすくなります。
診察時にチャートを持参する
次回の医師の診察にチャートを持ち込みましょう。医師は、あなたの気分変動の経過や薬の効果、副作用の有無を具体的に評価できます。また、質問したいことや相談したいことを書き留めておくと、診察がスムーズに進みます。
