SSIで双極性障害の障害年金を受給するためのポイント
DSM-5(精神障害の診断・統計マニュアル第5版)では、精神疾患をコードで分類し、重症度を示します。その中で「重大精神疾患(SMI)」に該当するのは、統合失調症、双極性障害、重度うつ病、強迫性障害、パニック障害、PTSD、境界性人格障害の7つです。
SSIとは
Supplemental Security Income(SSI)は、一般税収から支給される生活扶助です。社会保障(Social Security)から直接支給されるわけではなく、税金で賄われています。この点は医師やセラピストが患者に説明することが多いですが、依然として「障害認定が社会保障に影響する」と誤解する人がいます。
SSIは身体的・感情的・精神的障害に対して支給されますが、重大精神疾患に分類されるからといって自動的に支給されるわけではありません。双極性障害であっても、障害の重度を証明できなければ初回の申請はほとんど却下されます。
年齢要件
精神疾患が幼少期から続いていても、若年層は「症状が軽い」あるいは「将来的に回復できる」と見なされがちです。たとえば18歳で重度の双極性障害でも、審査担当者は年齢を理由に障害の程度を疑い、申請を却下することがあります。
就労歴
SSIの申請では、過去15年間の就業履歴を記入する必要があります。これは「労働市場で一定期間働いた」人に対して補助金を支給するという考え方に基づいています。若くて就業年数が7〜10年程度の場合、審査で不利になる可能性があります。
弁護士の活用
専門の弁護士に依頼すると、記録の整理や法的根拠の提示がスムーズになります。多くの弁護士は「勝訴時のみ費用が発生」する成功報酬制を採用しており、受給が決まれば遡及的に支給開始日からのバックペイが支払われます。
重要ポイント
面接に備えて、診療記録やセラピーノート、家族や同僚からの証言など、できるだけ多くの情報を揃えておきましょう。面接官は「本当に障害があるか」を厳しく判断しますので、事前準備が合否を分けます。
