双極性障害は記憶喪失を引き起こすか?
健忘とは
健忘は記憶が失われる状態で、脳震盪や頭部外傷、特定の疾患・腫瘍、薬剤の副作用などが原因となります。心理的外傷が原因で起こる解離性健忘もあります。
双極性障害とは
双極性障害(旧称:躁うつ病)は、躁状態と抑うつ状態が交互に現れる気分障害です。主にⅠ型、Ⅱ型、NOS型、気分循環性障害の4タイプに分類されます。
双極性障害と健忘の関係
双極性障害そのものが直接健忘を引き起こすことはありません。しかし、治療に用いられる薬剤や手法の副作用として記憶障害が生じることがあります。
リチウム
双極性障害の標準的な治療薬であるリチウムは、稀に「ブラックアウト」(記憶喪失)を副作用として報告されています。
電気けいれん療法(ECT)
双極性障害の治療オプションの一つである電気けいれん療法(ECT)も、施術後に一時的な健忘が起こることがあります。
その他の要因
薬剤の副作用だけでなく、抗うつ薬とアルコールの同時摂取や、頭部外傷(軽度の脳震盪)も健忘の原因となり得ます。症状が続く場合は医師に相談し、原因の特定と適切な対処を行うことが重要です。
