女性に見られる双極性障害のサイン
躁状態(マニックムード)
女性が躁状態に移行すると、普段よりも異常に明るく、社交的になることがあります。しかし、国立精神衛生研究所によれば、躁状態の変化はPMS(月経前症候群)と似て見えることもあり、イライラや短気になることがあります。
うつ状態(抑うつムード)
うつ状態は躁状態より認識しやすいことが多いです。女性は過度な不安感や虚無感を訴え、人生の意味を探し求めることがあります。また、活動への興味が失われ、パートナーからの性的アプローチを突然拒絶することも見られます。
躁的行動
躁状態の行動は認識しやすいです。女性は衝動的で非合理的な行動をとります。例として、クレジットカードを使い切るショッピングや、仕事をサボって新しいプロジェクトに取り掛かる、見知らぬ人との無計画な性的関係に走るなどがあります。また、睡眠不足、早口、注意散漫も典型的です。
抑うつ的行動
うつ状態になると、周囲に分かりやすい行動変化が現れます。疲労感や倦怠感の訴え、集中力低下、イライラ、食欲や睡眠パターンの変化が典型です。これらは月経周期とも重なることがありますが、2週間以上続く場合は注意が必要です。
症状の変動
双極性障害は個人差が大きく、長期間の躁状態やうつ状態が続く人もいれば、短時間で両極端を行き来し、普段は比較的正常に過ごす人もいます。いずれの場合も、症状が重篤化する可能性があり、生涯にわたる疾患です。疑いがある場合は、本人への感情的サポートとともに、自己傷害や自殺の兆候が見られたら速やかに専門家や緊急機関へ連絡しましょう。
