記憶力向上ゲームの紹介

ノーマン・ドイジ博士は、生涯にわたって脳は構造を変化させ新しいニューロンを形成できると述べています。かつては子ども時代を過ぎると脳は衰えると考えられていましたが、実際には脳を健康に保つために適度な運動が必要です。そこで、思考力や記憶力を刺激し挑戦させるためのメンタルエクササイズとして、視覚パターンや頭の中での計算を鍛えるゲームが開発されています。

情報をチャンク化するゲーム

記憶は感覚記憶・短期記憶・長期記憶の3つに分けられます。感覚記憶は数百ミリ秒程度、短期記憶は約7±2項目まで保持できるとされています。項目を「チャンク」してまとめることで容量を増やすことが可能です。例えば、数字列を3つずつ区切って覚えると覚えやすくなります。英国のオンラインサイト Your Amazing Brain では、チャンク化を練習できるゲームが多数提供されています。
おすすめは「Can You Remember These Phone Numbers?」で、長い電話番号をグループに分けて覚える練習ができます。

短期記憶ゲーム

短期記憶を鍛えるゲームとして、以下の2つが挙げられます。

  • Glitter Memory GameMemory‑Improvement‑Tips) – 従来の記憶カードゲームの変形版で、光るカードの位置を覚えることで短期記憶を刺激します。
  • NeurolightImprove Memory) – 空間的な位置情報を記憶する短期空間記憶ゲームです。色と形で示されたパターンを再現することで、子どもから大人まで幅広く挑戦できます。

作業記憶ゲーム

作業記憶は、情報を保持しながら同時に操作・処理する能力です。以下のゲームでトレーニングできます。

  • Tricky Sequence Question – IQ Test StyleSmartkit) – 7つの図形が順序付けられ、その中の1つが不適切です。正しい順序を見つけることで作業記憶と論理的思考を鍛えられます。

長期記憶ゲーム

長期記憶は大量の情報を保存できますが、呼び出しが課題になることがあります。Ways to RememberExploratorium)は、エラボレイティブ・エンコーディング(物語を作って情報を結びつける)を利用したゲームで、記憶の定着と再現力を向上させます。

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