メンタルヘルス評価でよく聞かれる質問とは?
メンタルヘルスの評価は、精神科医や心理士が行う口頭・筆記の質問で構成されます。質問の目的は、感情の状態や思考・記憶・推理能力を総合的に把握することです。評価は治療の紹介や、施設入所・逮捕後の判断など様々な場面で行われますが、多くの人にとっては緊張するものです。事前にどんな質問があるか知っておくと、落ち着いて受けられます。
一般的な面接
評価を受ける際は、深呼吸してリラックスすることが重要です。トリック質問はなく、協力的に答えることで正確な結果が得られます。紹介や裁判所・施設からの依頼の場合、最初に以下のような質問がされます。
- 行動の具体的な状況(いつ、どのように、何がきっかけで起きたか)
- 症状の内容と頻度
- 学業・仕事・家族・日常活動への影響
- 家族歴や本人の既往歴
質問は最初は広く、徐々に具体的な症状や背景に絞られていきます。
認知機能の評価
認知テストでは、思考・推理・記憶力を測ります。具体的には、現在の日付や時間を答える、単語リストを繰り返す、カードに書かれた指示に従う、100から7ずつ引いて数えるなどです。代表的な検査にミニ・メンタル・ステート・エグザミネーション(MMSE)があります。
うつ病の評価
うつ病の評価では、0〜3(または4)段階で評価する質問が多く出ます。主な項目は気分、睡眠、食欲、自殺念慮、不安、強迫症状などです。ハミルトンうつ病評価尺度(HAM-D)やベックうつ病自己評価尺度(BDI)が代表的です。
評価は個々の状態に合わせて実施され、適切な治療や支援につながります。
