心理検査の結果を正しく解釈する方法

必要なもの

  • 検査結果の報告書

手順

  1. ステップ1: テストの種類を確認

    実施された検査がどのタイプか(学業成績、知能、人格、臨床)を把握し、目的に合っているかを確認します。検査の選択理由を担当者に尋ねましょう。

  2. ステップ2: 検査の妥当性を確認

    ほとんどの心理検査には妥当性尺度があり、受検者の回答態度や正直さを評価します。偽装回答(良く見せよう・悪く見せよう)を行うと、経験豊富な専門家に見抜かれます。

  3. ステップ3: 標準誤差(SEM)を理解

    知能検査や学業成績検査は単一のスコアだけでなく、標準誤差を示します。たとえばIQ100の標準誤差が15点なら、実際の潜在スコアは85〜115の範囲です。結果は「平均範囲内」や「WISC‑IIIで平均範囲」と記載されるべきです。

  4. ステップ4: 強みと弱みを特定

    「相対的強み」は標準化集団内での位置を示し、「個人的強み」は本人にとって高得点だが集団全体では平均的という意味です。具体例として「抽象的関係性は相対的に強く、記憶保持は個人的に高い」など。

  5. ステップ5: 推奨事項を確認

    検査結果から導かれる実践的な提案(いわゆる “so what”)が重要です。特に神経心理学的検査では、非言語学習者や聴覚処理の課題が分かっても、具体的な対策が示されていなければ意味がありません。

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