犠牲者意識とは何か?
犠牲者意識とは、実際に被害を受けているかどうかに関わらず、自分自身を被害者と見なす心理状態です。多くの場合、自己憐憫や自己中心的な考え方を正当化の口実にし、被害者という役割に留まろうとします。この意識はさまざまな負の影響を及ぼします。
感情的虐待
感情的虐待の状況では、被害を受けている人が自らその虐待に同一化してしまうことがあります。無力感や受け入れの姿勢が、虐待が正当であると感じさせ、抜け出す意欲を失わせます。被害者は加害者の非難にばかり目が向き、自身の強みや価値を見失いがちです。
偽の被害感
実際に虐待を受けていない人でも、過度な自己中心性から自分が被害者だと信じ込むことがあります。「誰も味方になってくれない」や「自分は誰にも大切にされていない」といった思考が生まれ、結果として周囲を虐げる正当化に繋がる危険があります。
被害者から加害者へ
犠牲者意識が強まると、自己憐憫や復讐心から被害者が加害者になるケースがあります。実際に被害を受けている場合でも、被害を受けたからといって他者に対する虐待や危害を正当化しようとします。このような人物は責任を回避し、実際または認知された被害を他者のせいにしがちです。
極端な否定的思考
犠牲者意識を持つ人は、極端に否定的な考え方に陥りやすく、他者の過ちに自分が囚われていると fatalistic に感じます。自己価値や強みを評価できず、否定的感情を加害者への賛同や復讐に向けることがあります。犠牲者意識は慢性的なうつ病の原因・結果ともなり得ます。
