カウンセリング関係を終了するための準備ガイド
カウンセリングに参加する理由は人それぞれですが、セラピストとクライアントの間には信頼関係が築かれます。関係をいつ、どのように終えるかは両者にとって重要な課題です。本稿では、カウンセリングを円滑に終了するための準備と具体的な手順を紹介します。
必要なもの
- 初回セッション前に確認したメンタルヘルス保険の適用範囲
- 想定されるセッション数(事前にカウンセラーへ確認)
- 治療目標のリスト
手順
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目標と期待の確認
カウンセリングの終了時期と方法をあらかじめ明確にしておきます。研究(Journal of the Academy of Psychoanalytic Dynamics Psychiatry)によると、クライアントのうち40%が「適切な時期」に終了したと感じ、37%が「早すぎた」、23%が「遅すぎた」と答えています。終了プロセスはカウンセラーとクライアント双方にとって難しいものです。
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初回セッションで治療目標を設定
カウンセラーと共に具体的な目標を決め、リスト化します。多くのカウンセラーは「終了は最初のセッションから始まる」考え方を持っています。積極的に参加し、各セッションから最大限の学びを得る姿勢が重要です。また、保険適用範囲を事前に確認しておきましょう。
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目標達成度の評価方法を協議
カウンセラーと協力し、治療目標の達成度をどのように測るかを決めます。南カリフォルニア大学でカウンセリング心理学の博士号を取得した Gerald Corey 博士は、以下のように終了をサポートする指針を提案しています。
1. クライアントがカウンセリングで得た成功体験を振り返る。
2. 終了に伴う喪失感について話し合い、カウンセラー自身も感情を整理する。
3. カウンセリング開始段階で終了について触れておく。 -
セッションごとに進捗を確認
Ryan Howes 博士(Ph.D)は、終了段階を「離れることに気づいた瞬間から最後の別れまでの期間」と定義し、その長さは治療期間、種類、問題の性質、そしてクライアントとセラピストの合意によって決まると述べています。
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最終セッションのチェックリスト
以下の項目を最終セッションで取り上げると効果的です(Howes 博士の提案)。
1. 自分について学んだことを振り返る。
2. 治療で達成できなかった目標と今後の対策を検討する。
3. 「アフターケアプラン」:治療後に実践する具体的行動を策定する。
4. 治療関係を振り返り、安心感や苛立ちを共有する。
5. 関係の終了に対する悲しみを話し合う。
6. 終了が呼び起こすその他の感情や記憶について語る。
