サブタイプ

ADHDには3つのサブタイプがあります。

  • 主に多動性・衝動性型:6項目以上が多動・衝動に該当する。
  • 主に不注意型:6項目以上が不注意に該当する。
  • 混合型:多動性・衝動性と不注意の両方でそれぞれ6項目以上が見られる。

子どもと大人のADHD症状

子どもでは集中力の欠如、課題や宿題の完了が困難、指示に従いにくい、忘れ物が多い、整理整頓が苦手、順番待ちや座っていることが難しいなどが見られます。常に動き回り、すぐに退屈になることもあります。

大人でも同様の症状が現れ、仕事でタスクを続けられない、物を頻繁に失くす、組織的に行動できないといった問題が出ます。また、約束に遅れがちで、コミュニケーションがうまく取れず、親密な関係を維持しにくいことがあります。ADHDは子どもの頃から症状が続くため、成人になってから診断されることが多いです。

ADHDの原因

遺伝的要因が強く関与しています。ADHDのある子どもは、家族に同様の診断を受けた人がいることが多いです。また、脳の構造や注意を司る領域の活動が一般の人と異なることが研究で示されています。

妊娠中の有害物質への曝露もリスクを高めます。母親が喫煙や薬物使用をした場合、子どもがADHDを発症する確率が上がります。

ADHDの診断

診断は資格を持つメンタルヘルス専門家(心理士、精神科医など)に相談してください。単一の検査で確定できるわけではなく、身体的疾患の除外や症状の詳細な評価を通じて診断します。診断後は治療方針を共に検討します。

治療法

主に薬物療法と心理療法の併用が推奨されます。薬剤は個人差が大きく、医師が適切なものを選択します。代表的な薬にはアデラル、コンサータ、リタリン、ストラテラなどがあります。

認知行動療法(CBT)は、子どもやティーンエイジャーだけでなく成人にも有効です。自分の思考や行動をモニタリングし、必要に応じて修正するスキルを身につけます。