研究心理学のキャリアパス

研究心理学者になるには、信頼できる大学で修士号または博士号を取得することが基本です。研究心理学者は、人間や動物の行動や心のメカニズムを探求し、実験や調査、質問紙作成を通じて仮説の検証を行います。長期間にわたるインタビューや観察、ケーススタディを実施し、詳細な分析の後に学会や専門団体へ報告します。

米国労働統計局(BLS)の《職業展望ハンドブック》によると、2009年時点で心理学者の平均年収は約5万~10万ドルとされています。

主な研究心理学者の職種

アルコール・薬物研究心理学者

胎児性アルコール症候群や大麻の中枢神経系への長期影響、ヘロインが妊娠に及ぼす影響、アルコール・薬物依存環境にある個人への影響などを研究したい場合に適した分野です。

実験研究心理学者

実験室での実験を好み、人間の行動・生理・心理における因果関係をテスト、質問紙、観察などで探求したい方に向いています。

高速道路安全研究アナリスト

数学と統計の知識が必須です。交通事故の前後における人間と道路条件のデータを定量的に分析し、報告書を作成します。

医学校研究心理学者

学術研究、助成金・フェローシップ取得、医学教育に関心がある方に適しています。学生指導や報告書作成、心理学と医学の両分野への成果発信が求められます。

軍事研究心理学者

軍隊や戦争が兵士の心理に与える影響(PTSD、うつ、攻撃性、薬物使用など)を研究します。現役兵士だけでなく民間人も応募可能です。

栄養研究心理学者

食行動と心理状態(摂食障害、過度な運動、栄養失調など)との関係を調査します。質問紙やインタビューを用いて、男女の食習慣を分析します。

社会研究心理学者

調査、インタビュー、観察を通じて、労働市場、犯罪、ホームレス、貧困など社会的課題に関するデータを収集・分析します。

メンタルヘルス(一般) - 関連記事