気分評価ツール
気分評価ツールは、特定の症状やメンタル状態に焦点を当てた選択式の質問で構成された自己記入式の検査です。さまざまなツールがあり、心理士が日常生活への影響を把握し、診断の補助とすることを目的としています。
回答の範囲
ツールは「全くない」「ほとんどない」「時々」「よくある」「常に」のように、症状の頻度や重症度を示す選択肢を提供します。たとえば「睡眠障害がよくある」と回答すれば、患者自身がそれを頻繁かつ重要な問題と認識していることが分かります。
解釈可能性
得られた結果は、必ず専門家が解釈する必要があります。個々の項目は問題点やリスクを示す指標となりますが、自己診断の材料にするべきではありません。特にPTSD(心的外傷後ストレス障害)のように、過去のトラウマが症状を引き起こす場合は、専門家と数回にわたって詳しく話し合うことが不可欠です。
自発的参加
正確な評価には、受検者が自ら進んで誠実に回答することが前提です。意図的に誤った回答をしたり、症状を誇張したりすると、スコアが不正確になり、専門的な解釈がさらに重要になります。また、他人の代わりに検査を受けることはできません。質問はすべて、本人の主観的な影響を問うものだからです。
総合スコア
各選択肢には数値が割り当てられ、全回答の合計が総合スコアとなります。このスコアは、気分の状態が日常生活にどれほど影響しているかを示す指標です。スコアをもとに、担当の心理士が適切な支援や治療計画を提案します。
