症状と兆候

  • 6か月以上続く極度の疲労感で、日常生活が制限される。
  • 記憶障害、喉の痛み、筋肉痛、関節痛、頭痛、リンパ節腫脹などが伴う。
  • 症状は一般的なウイルス感染に似ていることがある。

診断

他の疾患を除外しながら行う。医師は病歴、既往症、服薬状況、アルコール・薬物使用、体重、精神状態を確認する。診断基準は原因不明の長期疲労、最低4つの症状、6か月以上の持続が必要。血液検査や画像検査で他疾患を除外する。

治療

  • 症状緩和が中心。抗ウイルス薬、鎮痛薬、不安・うつの薬が使用されることがある。
  • 段階的な軽度運動(徐々に増やす)を推奨。理学療法士の指導下で実施。
  • 鍼灸や認知行動療法(CBT)も有効とされる。

生活習慣の変更

  • 過度な身体的・精神的負荷を避ける。
  • 全く活動しないより、適度な運動と規則正しい睡眠を保つ方が症状が軽減しやすい。
  • 活動は一定のレベルに保ち、バランスの取れた食事と健康的な生活を心がける。

合併症

  • 仕事や日常生活の欠勤・制限。
  • 社会的孤立感。
  • 薬剤の副作用。
  • 身体活動不足による体力低下(デコンディショニング)。
  • 診断が遅れることでうつ病など精神的問題が生じやすい。