子どもの一般的な心理的問題
注意欠陥・多動性障害(ADHD/ADD)
この障害は、幼稚園や小学校低学年で顕在化することが多く、以下のような行動が特徴です。
- 集中力の欠如:課題を途中で放棄したり、未完成の理由を頻繁に言い訳したりします。途中で別の課題に移り、注意散漫で不注意なミスや忘れ物が目立ちます。
- 多動性:じっとしていられず、座っているべき場面でも走り回ったり、登ったりします。順番を待つことや列に並ぶことが苦手です。
- 衝動性:不適切な発言を突然口にしたり、他の子の玩具を奪ったり、喧嘩を起こしたりします。
上記の症状がすべて当てはまるからといって必ずしもADHDとは限りません。疑いがある場合は、小児科医や専門のカウンセラーに相談しましょう。
分離不安障害
名前が示す通り、親や保護者から離れることに対して極度の不安や恐怖を抱く障害です。重度の場合、登校が困難になることもあります。年齢とともに症状が軽減することもありますが、再発するケースもあります。
対人関係障害(反抗挑戦性障害)
反抗挑戦性障害は、単なる反抗心を超えて、頻繁に大人や権威者と争い、失敗の原因を他者に転嫁する行動が続く状態です。子ども全体の約16%がこの障害を示すとされています。
行動障害
行動障害は、他者や動物に対する過度な攻撃性や、他人の財産を破壊する行為、社会的規範への無関心が特徴です。主に思春期に顕在化し、専門的な治療が必要です。適切な支援がない場合、成人期に人格障害へと発展することがあります。
専門家への相談をおすすめします
子どもが上記のような症状やその他の心理的問題を抱えていると感じたら、早めに小児科医や児童心理士に相談してください。
