不安発作に対する薬の概要

パニック発作や不安発作は、特定の原因がなくても突然現れる強い恐怖感と身体的症状が特徴です。動悸、呼吸困難、震え、発汗、寒気、胸痛、ホットフラッシュなどが主な症状です。日常生活に支障をきたすほど頻繁に起こる場合、症状を和らげるための薬物療法が利用できます。

薬の働き

不安発作の薬は主に、リラックスさせる作用や脳内のセロトニンなどの神経伝達物質のバランスを調整することで効果を発揮します。セロトニン濃度が上がると、発作の頻度が減少することが多いとされています。

主な薬剤の種類

  • 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
  • セロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害薬(SNRI)
  • 抗うつ薬全般
  • ベンゾジアゼピン系薬剤
  • モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)

使用期間の目安

ベンゾジアゼピン系薬は依存性のリスクがあるため、短期間の使用に限定すべきです。長期的には他の薬剤や心理療法への切り替えが推奨されます。

副作用とリスク

一般的な副作用として、吐き気、性欲低下、口渇、頭痛、下痢、体重増加、眠気、視界のぼやけ、めまいなどがあります。重篤な副作用として、心疾患、血糖上昇、自殺念慮、高血圧、頭蓋内出血などが報告されています。

治療のポイント

患者さんは最適な薬剤を見つけるまで数回の試行が必要になることが多いです。その間、認知行動療法などの心理療法を併用することで、ストレスへの対処法を学び、薬物療法の効果を高めることができます。

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