パニック障害は、激しい恐怖発作が繰り返し起こり、胸の痛みや動悸、息切れなどの身体症状を伴うことがあります。本稿では主な症状と治療法、予後について解説します。
身体的症状
- 弱さや失神、激しい心拍、体温変化、吐き気などが現れます。
感情的症状
- 状況に見合わない圧倒的な恐怖感が突然現れ、原因がなくても発症します。
長期的な問題
- 治療せずに放置すると、広場恐怖症(アゴラフォビア)を併発することがあります。新しい環境や閉じ込められる恐れのある場所を極端に恐れ、外出を拒むことがあるため、日常生活に支障が出ます。
治療法
- 主に選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)であるゾロフト(フルオキセチン)やパキシル(パロキセチン)などの薬物療法と、精神科医による認知行動療法(CBT)などの心理療法を組み合わせて行います。
予後
- 米国国立精神衛生研究所(NIMH)によれば、適切な治療を受けた患者の70〜90%が症状の改善を実感できるとされています。
