子どもへの硝酸アンモニウムの影響
硝酸アンモニウムは、肥料や救急用インスタントクールパックなど、家庭でよく見かける化学物質です。窒素含有量が高く肥料として有効であり、水と反応して吸熱し冷却効果を発揮しますが、同時に誤って飲み込んだり吸い込んだり、皮膚に直接触れたりすると危険です。特に子どもは中毒リスクが高いため、硝酸アンモニウムを含む製品の取り扱いには十分な注意が必要です。
誤飲
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子どもは好奇心から口に入れてしまうことが多く、硝酸アンモニウムを大量に摂取すると胃腸粘膜が刺激されます。少量でも大人より早く症状が出ます。
主な症状はシアノーゼ(皮膚が青紫色になる)、めまい、眠気、頭痛、息切れ、頻脈、嘔吐、吐き気です。誤飲が疑われたら、嘔吐はさせずに口をよく洗い、たっぷりの水でうがいさせてから速やかに医療機関を受診してください。
吸入
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硝酸アンモニウムの粉塵や蒸気を吸い込むと、呼吸器への刺激が非常に強く、すぐに医療処置が必要です。
症状は喉の痛み、息切れ、咳、喘鳴、重症例では血中酸素欠乏によるシアノーゼ、痙攣、呼吸困難、頻脈、最悪の場合死に至ります。また、メトヘモグロビン血症を引き起こし、めまい、頭痛、息切れ、眠気、シアノーゼが現れます。
吸入が疑われたら直ちにその場から離れ、換気を行い、速やかに医師の診察を受けさせてください。
皮膚接触
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硝酸アンモニウムが皮膚に付着すると、赤み、痛み、かゆみが生じ、長時間の接触でやけど様の症状になることがあります。
作業時は手袋や長袖などの保護具を着用し、目への飛散を防ぐためにゴーグルも使用してください。子どもが直接触れた場合は、汚染された衣服をすぐに脱がせ、十分な流水で患部を洗い流し、必要に応じて医療機関へ相談します。
予防策
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硝酸アンモニウムを含む製品は、子どもの手の届かない高い場所やロックできる戸棚に保管しましょう。庭仕事用の肥料などは、鍵のかかる場所に置き、使用中は子どもの目の前に置かないことが重要です。
また、使用後は必ず容器を密閉し、子どもが誤って触れないようにラベルを確認しながら管理してください。
