テイザー(電気ショック銃)の重要性と課題
テイザー(電気ショック銃)に対する批判は根強いが、警察はその有用性を主張し続けている。本稿では、テイザーの効果・安全性・統計・危険性、そして専門家の見解を日本語で分かりやすく解説する。
効果
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一般的なスタンガンが痛みを与えて相手を抑えるのに対し、テイザーは神経筋遮断(neuromuscular incapacitation)を引き起こす。中枢神経系をハッキングし、無意識的な筋痙攣を一時的に発生させるため、痛み耐性が高い対象でも確実に動きを止められる。
アカウンタビリティ機能
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テイザーは民間人にも販売されているが、他の「致死性が低い」武器(催涙スプレーやペッパースプレー)にはない管理機能が備わっている。すべてのデバイスは所有者に登録され、発射時の日時を記録するデータポートを搭載している。また、発射時に散布される識別タグ(紙吹雪状)は現場に残り、装置の追跡が可能になる。
統計データ
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アムネスティ・インターナショナルは2008年に、テイザー安全性に関する研究の多くが製造メーカーの資金提供で行われ、範囲が限定的であると指摘した。2009年、ウェイクフォレスト大学の独立研究者は6つの警察署を対象に36か月間の医療レビューを実施し、合計1,201回の使用が報告された。そのうち99%(1,198件)は「軽傷または無傷」だった。死亡例は2件あったが、死因調査ではテイザーが直接的要因とは認められなかった。
危険性
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プローブが眼球、頭部、喉、性器、胸部などに貫通すると永続的な損傷をもたらす可能性がある。射撃後に転倒して二次的な怪我を負うことや、痙攣発作を起こすケースも報告されている。テイザー社は、子供・高齢者・妊婦・低体重者などを「死亡リスクが高い」対象として警告している。キャプテン・メイヤーは、逮捕関連死の多くは「興奮性譫妄(excited delirium)」が関与するとし、テイザーの有無にかかわらず起こり得ると述べている。
専門家の見解
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メイヤー氏はテイザー使用のリスクは認めつつも、「逮捕に伴う死亡はテイザーの使用に関わらず起こる。変わらないだろう」と指摘する。一方で、首絞めや催涙スプレーといった他の「致死性が低い」武器にも批判が集まっていることから、警察はテイザーの使用目的や安全性について、一般市民への啓蒙を強化すべきだと提言している。
