CPRトレーニングのレベル別概要

心肺蘇生法(CPR)は、心停止や溺死の危機的状況で血液循環と呼吸を回復させる救命技術です。保育園の職員や救助員、医療従事者など、一部の職種ではCPRの資格取得が義務付けられています。CPRのトレーニングは、目的や対象者に応じて4つのレベルに分かれています。

レベルA

成人へのCPRと成人の窒息対応を学びます。地域の法令により、自動体外式除細動器(AED)の使用方法が含まれる場合があります。所要時間は約4時間で、一般市民向けに設計されています。

レベルB

成人だけでなく、子どもと乳児へのCPRおよび窒息対応を学びます。AEDの使用が含まれることもあります。所要時間は約5時間で、保育士など子どもを扱う専門職向けです。

レベルC

レベルBの内容に加えて、成人・子ども双方の2人で行うCPR(2人CPR)を習得します。所要時間は約6時間で、警察官、救助員、消防士、救急隊員などの専門救助者を対象としています。

レベルHCP(医療従事者)

レベルCの内容に加えて、バッグバルブマスク(BVM)の使用や、乳児に対する2人CPRを学びます。救急救命士、医師、看護師など医療従事者向けで、所要時間は約6時間です。

受講上の注意点

  • 各レベルの認定を受けるには、全ての講習を受講し、筆記試験で75%以上の得点が必要です。

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