レベルC CPR(心肺蘇生)認定とは
世界各国で心肺蘇生(CPR)の認定レベルはさまざまですが、カナダでは A、B、C、HCP の4段階に分かれています。レベルCは、警察官、消防士、救急隊員、職場の救護チーム、ライフガードなど、専門の救助者が取得すべき標準的な資格です。
対象者と概要
レベルC CPRは、別名「ベーシックレスキュー認定」とも呼ばれ、認定ファーストエイド・CPRインストラクターが指導します。成人・子ども・乳児の心血管緊急事態や窒息に対する対応技術、2人で行う成人・小児 CPR、そして法令で認められている場合は自動体外式除細動器(AED)の使用法も学びます。
受講要件
受講前の必須条件はありませんが、救命協会は受講者が最低12歳であることを推奨しています。職業上の救助者は、雇用維持のために定期的に資格更新が求められることが多いです。カナダ赤十字の CPR/AED コースは全日程出席と、筆記試験で75%以上の合格点が必要です。
取得のメリット
米国心臓協会の調査によれば、突然の心停止後すぐに CPR を施すことで、生存率は2倍以上に向上します。レベルC の訓練では、窒息、呼吸停止、心停止に対する救命技術を習得し、成人・子ども・乳児すべてに適用できるスキルを身につけられます。
受講場所
主にカナダ赤十字、セント・ジョン救急隊、ライフセービング・ソサエティが提供していますが、大学や専門学校、民間の研修機関でも認定インストラクターによるコースが開催されています。オンラインでの学習・認定も一部で利用可能です(詳細はリソースをご参照ください)。
所要時間
コースは数時間で修了でき、カナダ赤十字のレベルC は約6時間のカリキュラムです。修了後、証明書が正式に発行されるまでに最大24時間程度かかる場合があります。
注意点
カナダ赤十字は年1回の再認定を推奨しており、多くの雇用主がこれを義務付けています。通常、資格は3年間有効です。研修は有料で提供されることが一般的で、受講料や認定手数料は各機関で異なります。
