機械式心臓弁を持つ人でも心肺蘇生(CPR)は可能か?
機械式心臓弁を持つ患者へのCPR実施時の留意点
- 抗凝固療法:機械式弁の患者はワルファリンなどの抗凝固薬を服用していることが多く、出血リスクが高まります。胸部圧迫は慎重に行いましょう。
- 弁の損傷リスク:過度な力で圧迫すると弁が損傷する恐れがあります。正しい手の位置と適切な圧力で実施してください。
- 心拍リズムへの影響:圧迫の速度が速すぎたり遅すぎたりすると、弁の機能が乱れることがあります。圧迫数は1分間に100〜120回を目安に調整します。
- 弁音の変化:機械式弁はクリック音が聞こえるのが通常ですが、音が大きくなったり変化したりした場合は弁不全のサインかもしれません。
不安がある場合は、すぐに医療専門家に相談してください。
機械式心臓弁患者に対するCPRの基本手順
- 片手のかかとで胸部を圧迫し、もう一方の手をその上に重ねて指を組む。
- 1分間に100〜120回、速く、強く圧迫する。
- 圧迫の間は胸部が完全に戻るようにする。
- 救助呼吸ができる場合は実施する。
- 救急医療が到着するまで継続する。
