竜巻はどれくらいの風速に達するのか?
竜巻の風速と被害レベル
竜巻は春から夏にかけて甚大な被害をもたらします。規模や通過地点により、納屋を吹き飛ばしたり、住宅を全壊させたり、都市全体を平坦にしたりします。風速に上限はありませんが、記録上最速は1999年5月3日、オクラホマ州ブリッジクリーク付近で観測された302マイル/時(約486km/h)です。
小規模の竜巻(EF0・EF1)
EF0(風速 65〜85 mph/105〜137 km/h)では、突風が数秒続き、軽い建造物や物置き程度の被害にとどまります。
EF1(風速 86〜110 mph/138〜177 km/h)になると、強固な物置きや小さな住宅の屋根がはがれ落ちることがあります。
中規模の竜巻(EF2・EF3)
EF2(風速 111〜135 mph/179〜217 km/h)では、住宅の屋根が剥がれ、壁が破壊されることがあります。
EF3(風速 136〜165 mph/219〜266 km/h)になると、壁が倒壊し、屋根が完全に吹き飛ばされるなど、都市部でも大きな被害が出ます。
大型の竜巻(EF4・EF5)
EF4(風速 166〜200 mph/267〜322 km/h)では、ほぼすべての構造物が破壊され、広範囲にわたる破壊痕が残ります。
EF5(風速 200 mph 超/322 km/h 超)になると、車両や納屋、住宅が数百メートル先へ投げ飛ばされるほどの破壊力を持ちます。
竜巻発生の条件
竜巻がどのように形成されるかはまだ完全には解明されていません。上空の寒気と地表・低層大気の暖気の温度差が竜巻を誘発することが多いですが、温度差がほとんどないケースでも大型竜巻が発生することがあります(米国海洋大気庁の報告)。
