FEMAが提案する災害備蓄と対策ガイド
連邦緊急事態管理庁(FEMA)は、個人・家族・地域社会が災害に備える重要性を呼びかけています。自然災害、技術的災害、テロといった脅威に対し、事前の準備を行うことで冷静に対応でき、被害を最小限に抑えることが可能です。
災害の種類
自分が住む地域で起こり得る危険を把握し、対策を立てましょう。地域の危険情報は地方自治体の防災担当やアメリカ赤十字社が管理しています。FEMA が示す災害の大別は以下の通りです。
- 自然災害:洪水、ハリケーン、雷雨、竜巻、豪雪、極端な寒暖、地震、火山噴火、土砂災害、津波、山火事など。
- 技術災害:有害物質事故、家庭用化学薬品の事故、原子力発電所の緊急事態など。
- テロ:爆発物、生物・化学兵器、核兵器、放射性拡散装置など。
情報伝達
災害時に家族や地域、子どもの学校、勤務先と円滑に連絡を取る仕組みを作っておきましょう。
- 家族全員が緊急連絡先や集合場所を把握しているか確認する。
- 地域の防災計画を入手し、内容を家族と共有する。
- 学齢期の子どもがいる場合、学校の防災マニュアルと連絡方法を確認する。
- 勤務先の避難経路や災害対応策を事前に確認しておく。
備蓄品
自宅、職場、車のそれぞれに備蓄キットを用意しましょう。FEMA は最低 3 日分の備蓄を推奨しています。
- 1 人当たり 1 日 1 ガロン(約3.8リットル)の飲料水。
- 保存が利くレトルト食品や缶詰などの食料。
- 救急セット、常備薬、衛生・清潔用品。
- 工具・簡易装備、衣類・寝具。
- 重要書類、鍵、現金などの必需品。
特別なニーズ
個々の健康状態や生活環境に応じた追加の備えが必要です。
- 処方薬、メガネ、コンタクトレンズ液、補聴器の電池。
- 乳児用ミルク、紙おむつ、哺乳瓶、指しゃぶりなど。
- 季節に応じた防寒具や防暑具、耐久性のある靴。
- 自力での避難が難しい場合、支援してくれる人や団体を事前に確認する。
動物の保護
ペットや家畜も災害対策の対象です。
- ペット用の食料・水・予防接種記録・識別タグ・キャリーケースを用意する。
- 避難先やシェルターの受け入れ可否を事前に確認する。
- 家畜の場合は輸送手段と扱えるスタッフを確保しておく。
復旧活動
災害直後の安全確保が最優先です。建物が安全であることを確認してから入りましょう。
- FEMA、アメリカ赤十字社、セイヴァー・アーミーなどが提供する復旧支援情報や物資を活用する。
- 心的外傷に対するカウンセリングや支援団体の利用も検討する。
