ファーストレスポンダーの責務
緊急事態が発生した際、最初に現場に駆けつけるのがファーストレスポンダーです。地域災害、気象緊急事態、テロ攻撃など、どのような事態でも医療支援や群衆整理、必要な緊急資源の種類を判断する訓練を受けています。警察官、消防士、救急医療技術者(EMT)などが該当し、住民の命を守ることが最も重要な使命です。
ファーストレスポンダーとは
ファーストレスポンダーの職務は、所属する職種と受けた訓練に大きく依存します。消防士は火災の消火・救助に加えて、被害の範囲を評価します。警察官は自然災害や地域の混乱、危険化学物質の流出などの後に秩序を回復します。救急医療技術者は、緊急事態で負傷・疾病となった被災者に対し、迅速な医療処置を行います。
テロ攻撃時の責務
テロ攻撃が発生した場合、現場のファーストレスポンダーはまず危険規模の初期評価を行います。大量破壊兵器(WMD)の使用が疑われる場合、警察・消防・救急の各部門が情報共有と指揮系統の統一を図り、迅速に破壊程度や死傷者数を判断し、州・連邦レベルの追加支援を要請します(米国緊急事態管理庁参照)。
環境事故への対応
化学物質を含む列車脱線、危険廃棄物のトラック事故、工場の爆発など、環境事故は直ちに地域住民や事業者に重大な危険をもたらします。ファーストレスポンダーは防護服を装着し、空気中・固体・液体の汚染物質への直接接触を防ぎます。その上で、漏出の封じ込め、負傷者の救護、汚染者の隔離・避難を実施し、州・連邦の緊急機関へ情報を報告します。
災害時のストレス管理
ファーストレスポンダーは、災害現場で被災者や同僚が抱える情緒的ストレスに対処する訓練も受けています。大量死傷者や高齢者・子どもへの対応、恐怖や怒りから生じる群衆パニックに直面した際は、冷静さを保ち、寛容さと共感的な傾聴で安心感を提供しなければなりません(米国道路交通安全協会参照)。
