障害者と介助動物のための災害時緊急対策ガイド
緊急時や災害が発生した際に備える計画は、すべての人に必要です。特に障害をお持ちの方は、家族や友人、介護者と一緒に必要な支援やリスクを確認し、最適な安全策を立てましょう。介助動物を利用している場合は、パートナーと協力して情報を集め、災害時に備えることが重要です。
災害対策計画の作成
家族、友人、介護者と集まり、なぜ災害対策が必要かを話し合います。責任を分担し、チームとして行動できるように計画を立てましょう。単独で避難する場合や、介助動物だけで避難する場合にも対応できるようにします。災害の種類ごとに異なる対策を検討し、地域の赤十字社や州の緊急管理機関に相談して、障害者や介助動物向けの支援策を確認してください。計画には集合場所、避難ルート、シェルターの場所を明記し、定期的に避難訓練を行い、緊急キットを用意しておきます。
緊急キットの準備
障害者用の緊急キットは、個々のニーズに合わせて用意します。水、非常食、懐中電灯と予備電池、毛布や寝袋、処方薬、眼鏡、着替えは必ず入れましょう。さらに、介助動物用キットも別途用意し、最低7日分の食料や水、毛布、排泄処理用のビニール袋やペーパータオル、傷用の抗生物質軟膏、好きなおもちゃ、予備のハーネスを入れます。動物用キットは、避難時に介助動物が自分で運べるよう、背負えるサイズのバッグに入れておくと便利です。
代替指示と移動サインの準備
災害時には介助動物が混乱・恐怖・パニックになることがあります。そのため、訓練者は緊急時用の代替指示を教えておくことが重要です。人と同様に、動物にも災害時のシナリオで練習させておきましょう。常にリードやハーネスでしっかりと固定し、動物が落ち着いて行動できるようにします。万が一、介助動物が機能しない、または負傷した場合に備えて、代替手段(例:他の支援者の呼びかけや自助具の使用)を事前に検討しておきます。
シェルター・イン・プレイス(屋内避難)
化学物質の流出や環境災害が起きた際は、すぐに「シェルター・イン・プレイス」すなわちその場で安全な場所に身を潜めます。自宅や職場、学校など、いる場所がどこであっても対応できるようにします。屋内での防護には、電気テープなどで窓やドアの隙間を封じ、外部からの空気侵入を防ぎます。また、テレビやラジオで自治体や当局の指示を常に確認しましょう。窓が少ない部屋や、バスルームに隣接した部屋が理想的です。その部屋に緊急キット(人用と介助動物用)を常備し、24時間以上滞在する可能性がある場合でも、食料と水を十分に確保できるようにします。
