EMS用モラージュキットの作り方
「Moulage(モラージュ)」は、模型や擬似傷を作ることを指します。救急医療(EMS)チームにとっては、教育目的でシミュレーション用の傷や病変を作成することを意味します。訓練ドリルでは、複数のEMSチームが計画された「緊急事態」に対応し、さまざまな傷や症状を持つ「犠牲者」たちを発見します。ボランティアは体にモラージュ傷を施し、バイタルサインや症状が記載されたカードを受け取ります。救急隊員は被害者を評価しながら、バイタルや痛みの程度を確認します。モラージュキットとドリルは、実際の災害時に備える効果的な訓練手段です。
必要なもの
- 大型プラスチック容器
- 小型プラスチック容器
- プラスチック製ジッパー付きバッグ
- 永久マーカー
- ペトロリュームジェリー 13オンスジャー 2個
- コーンスターチ 16オンスパック 3個
- ココアパウダー 大さじ2〜6
- スパチュラ
- ゴム手袋
- 液体柔軟剤 16オンス
- 赤色食用色素
- 青色食用色素
- グリセリン
- 水
- スプレーボトル
- インスタントオートミール
作り方手順
-
綿棒、アルコールパッド、包帯、テープなどの基本的な救急用品を集め、大型プラスチック容器内の小容器に整理します。
-
擬似「皮膚」を作ります。大きなボウルにペトロリュームジェリー 13オンスジャー 2個、コーンスターチ 16オンスパック 3個、ココアパウダー 大さじ2〜6を入れます。ココアは色付け用です。最初はスパチュラで混ぜ、次にゴム手袋をはめた手でこねます。べたつかず、乾燥しすぎてもいない、柔らかい状態になるまで練り、密閉容器に保管します。
-
「血液」を作ります。液体洗濯用スターチ 16オンスに赤色食用色素 2オンスと青色食用色素 5滴を加えてよく混ぜ、漏れ防止のプラスチック容器に入れ、永久マーカーで「血液」とラベルを付けます。
-
災害被災者用の「汗」を作ります。プラスチック製スプレーボトルに水1に対してグリセリン3の割合で入れ、ラベルを付けます。
-
「嘔吐物」を作ります。インスタントオートミールのパック1つを水で溶かし、リアリティを高めるためにコーンやエンドウ豆などの食材を加えます。使用直前に作り、保存はせず、カビの発生を防ぎます。
