被災者搬送のための避難技術

はじめに

災害時に負傷や疾病で動けなくなった人を安全な場所へ搬送する必要があります。搬送時は救助者・被災者双方への負担をできるだけ減らすことが重要です。

1. 背負い搬送(キャリー)

救助者は被災者の両膝の下と背中を支え、腕を首に回して抱えるように持ち上げます。脚や膝に重傷がある場合はこの方法は適さないことがあります。

2. バックパック搬送

被災者の両腕を救助者の首に掛け、腕を交差させてバックパックのストラップのようにします。救助者は被災者の手首を握り、腕を胸に引き寄せます。救助者は軽くしゃがみ、背中への負荷を軽減し、体重は腰と脚で支えます。

3. 二人での搬送(ツーベターンワン)

二人で搬送する方が安全な場合があります。1人目は被災者の頭部付近でしゃがみ、胴体を握ります。2人目は膝の外側を握り、同時に立ち上がって持ち上げます。二人で協調して被災者を安全な場所へ運びます。

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