NFPA と OSHA が定める消火器の要件と管理指針
バス、病院、ほとんどの事業所は、少なくとも1台の消火器を設置することが義務付けられています。家庭用消火器は、室内外で使用できるABCマークが付され、ゴミ、木材、紙類、液体、油脂、電気機器などに対応します。メーカーは、消火器が安全に使用できる火災のクラスとサイズに応じてラベルを付けます。米国労働省によると、2004年に煙の吸入と火災で2,740件の負傷と90件の死亡が報告されています。消火器は緊急通報(911)を代替するものではなく、火災が発生したらすぐに通報すべきです。
検査
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NFPA 10(第6.2.1条)では、消火器の検査と保守に関する要件が定められています。消火器は毎月、以下を確認し検査タグに日付を記入します。
- 適正な圧力が保たれているか
- 指定された設置場所にあるか
- へこみ、腐食、破損部品などの欠陥がないか
保守
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家庭用以外の消火器は、現在有効な資格を持つ防火会社による年1回の保守が NFPA により義務付けられています。保守作業には、消火剤の充填、圧力計・ホース・その他部品の点検・交換が含まれます。
設置場所
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消火器は可燃性・引火性・化学物質の近くに、容易に手が届く位置に設置しなければなりません。オフィス、教室、集会場では、3,000平方フィート(約279㎡)ごとに2‑Aクラスの消火器を配置することが目安とされています。OSHA 29 CFR 1910.157(d)(2) は、すべての従業員が75フィート(約23m)以内に消火器にアクセスできることを求めています。
使用が禁止されている消火器
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NFPA 10 第6.2.3.3条では、ハロン系消火器の使用が禁止されています。ハロンは塩化ブロモメタンを含み、オゾン層を破壊し、分解時にフッ化水素・ブロモ化水素・ブロムを発生させます。また、OSHA 1910.157(c)(3) は、四塩化炭素や塩化ブロモメタンを充填した消火器の使用も禁止しています。四塩化炭素はホスゲンガスを生成し、第一次世界大戦で化学兵器として使用されました。
OSHA 従業員訓練規則
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消火器の使用を担当する従業員は、OSHA 29 CFR 1910.157(g) に基づき、適切な訓練を受ける必要があります。訓練内容は、消火器の基本的な使用方法と、初期段階の火災に対処する際の危険性です。訓練は採用直後に実施し、以降は年1回の更新が求められます。
以上の要件を遵守することで、火災発生時の初期対応が確実になり、人的被害や財産損失の低減につながります。
