安全な飲料水を作るための滅菌方法
普段、細菌や真菌が含まれない清潔な水がいつでも手に入ることに慣れている日本人も多いでしょう。しかし、洪水や配管の破損など予期せぬ事態で水質が悪化することがあります。そんな時に備えて、家庭で簡単にできる水の滅菌方法を紹介します。
手順
沸騰だけでは完全に滅菌できないことを理解する。芽胞を形成する細菌や高温に耐性のある菌は、沸騰だけでは死滅しません。
圧力鍋を使用する。瓶の蓋は外すか緩め、アルミホイルで口を覆ってから、121℃で20分加熱する。加圧をゆっくり抜き、ホイルを外し、蓋を閉めて保存する。
塩素で滅菌する。水を静置して沈殿物を除き、清潔な容器に移す。1クォート(約0.95リットル)につきクロロックス漂白剤を2滴、1ガロン(約3.8リットル)につき8滴、5ガロン(約19リットル)につき小さじ½を加える。濁っている場合は量を倍にする。
紫外線を利用する。透明なプラスチックボトルに澄んだ水を入れ、暗い場所に置いた上で直射日光に8時間以上当てる。紫外線と熱の効果で飲料に適した水が得られる。
ヨウ素液(2%)で滅菌する。1ガロンの水に対して12滴のヨウ素液を加える。
上記の方法はそれぞれ特徴があるため、利用できる道具や状況に合わせて選んでください。いずれの場合も、滅菌後は清潔な容器に保存し、できるだけ早く使用することが大切です。
