地表の変位

地震はプレート境界や断層帯で蓄積されたエネルギーが一瞬で解放され、地面に波として伝わります。この波が地表を押し上げたり沈めたりすることで、地盤が大きく変位します。建物や道路が不均等に動くことで、倒壊や亀裂が生じるのが一次的な危険です。

揺れ(地震波)による被害

エネルギーが解放されると、地震波が地表を揺らします。揺れの強さはリヒタースケールで測定され、最大規模は8.9と記録されています。揺れ自体が一次危険であり、建築物の倒壊や橋梁の崩落、火災・津波などの二次的災害を誘発します。

液状化

地下が水飽和した緩い堆積物の場合、強い揺れで土粒子間の接触が失われ、土が流体のように振る舞います。これを液状化と言います。液状化は地盤の支持力を失わせ、建物や橋が沈下・傾斜しやすくなるため、二次的な被害につながります。

以上の一次的危険は、建築基準や防災計画で考慮すべき重要な要素です。適切な耐震設計と事前のリスク評価が、被害を最小限に抑える鍵となります。