EMS(救急医療サービス)システムの概要
EMS(Emergency Medical Services、救急医療サービス)システムは、地域住民に対し緊急医療の提供と搬送を行う包括的な仕組みです。主に9-1-1コールセンター、救急車会社、病院の救急部門の3つの要素で構成され、訓練された医療従事者(救急救命士やパラメディック)が対応します。
9-1-1 コールセンター
緊急時に 9-1-1 に電話すると、コールセンターのディスパッチャーが応答し、現場の所在地、患者数、症状(医療・外傷)など必要な情報を収集します。取得した情報は救急車会社へ転送され、最適な救急資源が派遣されます。
救急車会社
救急車会社は、救急救命士やパラメディックなどの医療専門職を雇用し、現場での一次救護や生命維持処置を実施します。患者の状態に応じて、心電図モニターや固定具、薬剤などを用いて治療を行い、適切な医療機関へ搬送します。
救急部門(病院)
病院の救急部門は、現場では実施できない高度な診断・治療を提供します。検査や診断を行い、必要に応じて入院させるか、治療後に自宅や介護施設へ退院させます。
