消火用泡(フォーム)を効果的に適用する4つの方法
1. ロールオン法
ロールオン法は、囲いがなく拡がった可燃性液体の流出に対して使用します。消防隊員はノズル(またはARFF装置のタレット)から泡の流れを燃えている液面の端近くに向け、掃くような動作で泡を転がすことで、燃料全体に泡の毛布を形成し、火災を制御・消火します。
2. バンクダウン(偏向)法
バンクダウン法は、近くに固体物体がある場合に有効です。泡の流れをその物体に向けて当て、流れが物体で乱されて下方へ流れ落ちるようにします。乱れた泡は可燃性液体の表面を転がりながら覆い、火災を抑制または消火します。
3. レインダウン(雨滴)法
レインダウン法では、泡の流れを燃えている液面の上空に向けて放出し、完成した泡がゆっくりと降り注ぐようにします。泡が液面に降り積もり、連続した泡の毛布が形成されるまで同じ場所に流し続けます。この方法は、流出が広範囲であったり、偏向できる物体がない場合に使用されます。
4. プールリダイレクション法
プールリダイレクション法は、可燃性液体のプールを別の場所へ安全に移動させる高度な技術です。泡の流れをプールの端に向け、横方向に掃くようにして液体を押し出します。液体がはね返ったり拡散するリスクが高いため、熟練した消防隊員のみが実施すべき手法です。
