人工呼吸器とガスマスクの比較
米国労働安全衛生研究所(NIOSH)によると、呼吸器は粉塵や有害ガスなど空気中の汚染物質から保護します。ガスマスクは呼吸器の一種です。
パーティクル呼吸器(粒子用マスク)
パーティクル呼吸器は小型でシンプル、使用が容易です。N‑95 と呼ばれるフィルターフェイスピース(FFP)型のマスクは、吸入・呼出時に空気中の粒子を除去します。適切に使用すれば感染症の拡大防止にも役立ちます。
ガスマスク
ガスマスクは空気清浄型呼吸器(エアピュリファイング・レジビュレーター)とも呼ばれ、軍事用途でよく見られます。顔全体を覆うマスクと、1〜2個のカートリッジ式フィルターで構成され、吸入時に有害化学物質や粒子を除去します。カートリッジは特定の汚染物質に対して有効ですが、すべての危険に対応できるわけではありません。
自己完結型呼吸装置(SCBA)
SCBAは消防士などの専門職が使用する呼吸器で、酸素ボンベなどの自己完結型空気供給装置を備えています。そのため供給される空気は常に純粋です。高濃度の有害化学物質からは保護できますが、装置は重く、タンク容量に応じて約1時間程度の使用時間しかありません。
