フェイスフィルターマスクの種類と選び方

職業上の危険や災害時の備えとして、適切なフィルターマスクを選ぶことは、短期・長期の健康被害を防ぐ上で重要です。市場には多種多様な呼吸保護具があるため、各タイプの特徴を把握し、用途に合ったものを選びましょう。

空気浄化式呼吸器

空気浄化式呼吸器は、空気中の粒子・ガス・蒸気を除去します。主に負圧式(機械・化学フィルター使用)、正圧式(電動送風式)、および「エスケープオンリー」型(化学・生物・放射・核災害用)の3種類に分かれます。1〜2個のカートリッジがマスクに装着され、吸入・排気用バルブと連結します。

機械式フィルタ呼吸器

機械式フィルタは、空気がフィルタ素材を通過する際に有害物質を捕捉します。ウール、プラスチック、ガラス、セルロース、あるいはそれらの複合材料が使用されます。使い捨てタイプと交換カートリッジ式の2種類があり、再利用はできません。

化学カートリッジ式呼吸器

化学カートリッジは、活性炭や特定の樹脂などの吸着媒体でガスや揮発性有機化合物、その他の蒸気を除去します。カートリッジは再使用できず、飽和して通気が阻害されたら交換が必要です。

自己封じ込め式呼吸装置(SCBA)

SCBAは主に3部構成です:高圧タンク、圧力調整レギュレータ、マウスピースまたはフェイスマスクです。オープン回路とクローズド回路の2タイプがあります。オープン回路は圧縮空気をタンクからマスクへ供給し、使用後は排出します。クローズド回路は呼気を再循環させ、フィルタで浄化し酸素濃度を補正して再利用します。

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