耐火性衣服評価ガイド

職場評価

OSHA の規定に基づき、耐火性衣服の必要性と必要な耐火性能を評価します。OSHA 1910.269(保守基準)は、電気機器や可燃性液体、火災リスクのある機械の近くで作業する際に耐火性衣服の必要性を判断するための職場評価を推奨しています。OSHA 1910.132(一般義務条項)では、管理者が職場を点検し、火災や電気フラッシュによる負傷リスクを文書化することが求められます。リスクが十分にある場合、従業員に耐火性衣服の着用が義務付けられます。OSHA 1910.119(プロセス安全管理規則)も製造工程の点検を求め、保護衣服の必要性を判断します。

性能基準

ASTM International(旧 American Society for Testing and Materials)は、耐火性衣服の性能基準を策定・維持しています。主な基準には、アークフラッシュが素材を貫通するまでのエネルギー量を示すアーク評価、熱保護性能テスト、垂直燃焼テスト、フラッシュファイア人形テストなどがあります。衣服を選定する際は、ASTM が提供するアーク評価や各種テスト結果・推奨事項を確認し、職場評価とリスク分析に基づいて最適な製品を選びましょう。

化学処理された繊維

アークフラッシュや火災からの保護を実現するため、保護衣服の繊維はアンモニア硬化や複数の化学薬品で処理されます。天然繊維と合成繊維の両方が使用されますが、衣服は点火部位に近い場合でも燃え広がらないことが求められます。屋外用の保護衣服はアークフラッシュ防護だけでなく防水性も必要です。洗濯時はメーカーの指示に従い、複数回の洗濯後も耐火性能が維持されるよう管理してください。

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