心停止(突然死)への緊急対応方法

手順

  1. 意識と呼吸の確認

    大声で「大丈夫ですか?」と呼びかけ、反応がなければすぐに仰向けに寝かせます。胸の上下運動、呼吸音、口からの息の有無を確認し、気道が閉塞していないか頭部を後方に傾けて口・喉をチェックし、必要なら舌を引き出します。

  2. 心肺蘇生(CPR)の開始

    心停止は血流が止まった状態です。脳や他臓器の損傷を防ぐため、直ちに血流を再開する必要があります。胸骨の下部を1分間に約100回、リズミカルに圧迫します。2008年3月のAHAガイドラインでは、口対口呼吸は省略され、胸骨圧迫のみが推奨されています。

  3. 頸動脈脈拍の確認

    圧迫を止めずに、頸動脈(首の側面、顎の下)で脈拍を探します。脈が触れない場合は心停止と判断します。

  4. 救急通報(119)

    胸骨圧迫と同時にすぐに119へ通報します。自分で電話できない場合は、周囲に助けを呼び、被救助者から離れないようにします。

  5. AED(自動体外式除細動器)の使用

    施設にAEDが備わっている場合は、すぐに持ってきてもらいます。使用方法が分からなくても機器の指示に従うか、119に指示を求めます。可能であればAEDを先に使用し心臓を再始動させ、効果がなければ救助者が到着するまで圧迫を続けます。

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