ゴミは環境にどのような害を及ぼすのか?

Keep America Beautiful(KAB)によると、米国の道路には毎年510億個以上のゴミが散乱しています。清掃費用は莫大で、自然環境や生態系に深刻な影響を与えています。

事実

  • 2009年のKAB報告書では、人々は道路、商業施設、レクリエーションエリア、住宅地など至る所でゴミを捨てていると指摘されています。米国の道路で最も多く見られるゴミはタバコの吸い殻で、紙製品やプラスチックも大量に散乱しています。車や歩行者が主な投棄者で、既にゴミが目に見える場所ほど投棄が増える傾向があります。

経済的コスト

  • ゴミの直接的な清掃費用は米国で年間115億ドル以上に上ります。この費用は民間企業、政府機関、教育機関が分担しています。また、ゴミがあることで不動産価値が下がるという副作用もあります。

水環境への影響

  • 地上に落ちたゴミは雨水とともに排水溝に流れ込み、河川や湖、海へと運ばれます。分解しにくいプラスチックなどは海洋プラスチック汚染の原因となり、カリフォルニア沖から日本近海まで広がる「太平洋ゴミベルト」の一因とされています。

野生動物への影響

  • 海や陸のゴミは鳥類、魚類、哺乳類、爬虫類などに絡まったり誤って飲み込んだりする危険があります。Greenpeace Internationalの報告では、267種以上の海洋生物がゴミによる絡まりや摂取で被害を受けているとされています。

人間の生活環境への影響

  • ゴミは景観を悪化させ、不動産価値や商業活動にマイナスの影響を与えるだけでなく、虫やげっ歯類の繁殖地となり、病原菌の媒介リスクを高めます。また、割れたガラスや金属くずは直接的な怪我の原因にもなります。ごみ箱に正しく捨てるだけで、環境を大きく守ることができます。

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