熱電対の概要と各クラスの特性

熱電対の概要

熱電対は産業用途で広く利用される温度測定手段です。1822 年にトーマス・ゼーベックが金属の導電性差を利用して温度を測定する理論を確立しました。使用する金属の組み合わせにより、-508°F から 4,712°F までの幅広い温度範囲に対応します。

熱電対の原理

熱電対は二本の異なる金属線を測定接点で接合し、参照接点と比較して生じる電圧差で温度差を測定します。参照接点は一定温度に保たれ、得られた電圧から絶対温度を算出します。

ホームボディクラス

ホームボディクラスは E、J、K、N、T の5種類があり、-454°F〜2,501.6°F の範囲で使用されます。E と T は低温領域、J と K は高温領域でそれぞれ還元性環境(J)と酸化性環境(K)に適しています。N は K の改良版として開発されました。

アッパークラストクラス

アッパークラストクラスは B、S、R の3種類で、プラチナとロジウムの合金を用いた高温用熱電対です。B は第一金属がプラチナ+30%ロジウム、第二金属がプラチナ+6%ロジウム。R と S は第一金属がプラチナ+13%(R)または10%(S)ロジウム、第二金属は純プラチナです。

エキゾチッククラス

エキゾチッククラスは C、D、G の3種類で、タングステンとレニウムを主成分とし、脆いものの高温測定に用いられます。C は 32°F〜1,598°F、D と G は 32°F〜518°F の範囲で使用され、レニウム含有率に僅かな差があります。

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