ゴミ処理で引き起こす動物への危害を減らす方法
私たちが捨てるゴミは、埋立地の過密化や水路の汚染、人間と動物の健康リスクなど、さまざまな形で環境に影響を与えています。ゴミの不適切な処理を減らす簡単な工夫を取り入れることで、野生動物の安全と私たちの生活環境を守ることができます。
具体的な対策
1. 容器を潰す・開口部を塞ぐ
ヨーグルトカップやジュース缶、ピーナッツバターの容器など、開口部が大きく動物が頭を入れやすいプラスチック製品は、捨てる前にしっかり潰すか、側面を切って穴を塞ぎます。開いたままの容器に頭を突っ込んだ野生哺乳類は、出られなくなり窒息してしまうケースが多く報告されています。小型のトカゲなども、暖を取るために瓶や缶の中に入りますが、同様に出られず死に至ります。
2. ビール缶ホルダーやプラスチックリングを切断する
6パックホルダーやプラスチックリングは、鳥類やカメ、海の哺乳類の首や頭、鼻に絡まりやすく、致命的な怪我や死亡の原因になります。使用後は必ずハサミで細かく切断してから捨てましょう。
3. ビニール袋は結び目を作り、取っ手を切る
ビニール袋は風に乗って野生動物の生息地に漂着しやすく、海ではウミガメがクラゲと勘違いして飲み込み、死亡するケースが多数報告されています。袋の取っ手部分は必ず切り取り、結び目を作ってサイズを小さくしてから捨てましょう。
また、ビニール袋の使用を減らすために、再利用できる袋や布製のエコバッグを活用してください。
4. 自然環境でのゴミ拾い
海岸、湖、川辺、池、河川敷、そして公園や自然保護区では、ゴミや釣り糸、ビニール袋、ペットボトルのキャップ、6パックリング、割れたガラスなどを見つけたら必ず回収しましょう。水鳥(白鳥、ガチョウ、カモ、サギなど)は釣り糸に足や首を絡め、魚針が口や喉に刺さる、または鉛製の餌を誤って飲み込んで中毒になることがあります。陸上の哺乳類は割れたガラスで足を切る危険があります。
