農場の池での藻類管理ガイド
農場に池がある場合、年間を通じて藻類(シアノバクテリア、通称ブルーグリーン藻)の発生に悩まされることがあります。特に夏の終わりや初秋の高温期に頻繁に見られますが、CDC(米国疾病予防管理センター)によれば、害を及ぼすシアノバクテリア(有害藻類ブルーム、CyanoHABs)は毒素を産生し、植物や人、家畜に健康被害を与える可能性があります。
1. 手作業での除去
コーネル大学ニューヨーク中部農業チームは、藻類が増えすぎる前に定期的にすくい取ることを推奨しています。庭用のレーキ、網目のスクリーン、またはプール用スキマーを使用して、池の表面や縁から藻類を除去しましょう。定期的な作業が池の健康維持に効果的です。
2. 大麦わらの活用
大麦わらは藻類抑制に有効とされていますが、効果には個体差があります。大麦わらは水中で分解され、藻類の成長を抑える化学物質を放出します。適用時期は地域の最も暑い時期が始まる前、もしくは6月末までに行い、1エーカーあたり約200〜250ポンド(約90〜113kg)のわらが必要です。わらは浮力付きのネットサックに入れ、池全体に均等に配置します。
3. 化学薬剤の使用
化学的除藻剤を使用する場合は、家畜が利用する池に安全と表示された製品を選びましょう。馬と牛では許容濃度が異なることがあります。使用説明書を厳守し、特に有害藻類が大量に発生しているときに銅硫酸などを散布すると、藻類が大量に死滅し、さらに毒素が放出されるリスクがあります。
4. その他の対策
以下の方法も併用可能です。
- 草魚(グラスカープ)や金魚を放すことで藻類を食べさせる。
- 池用染料を使用し、光合成を抑制する。ただし、染料の購入や使用には規制がある場合があります。
- テキサス州のOne Iron Horse Farmのオーナー、トム・タワー氏は大型給水タンクで金魚を活用し、藻類をコントロールしています。
これらの方法を組み合わせて、池の藻類問題を総合的に管理しましょう。
