下水エジェクターとは何か?
下水エジェクターはいつ使用されるか
下水エジェクターは、地下や地下階にトイレがある住宅やオフィスビルで主に使用されます。トイレが建物の主排水管より低い位置にある場合、重力だけでは下水を流すことができません。また、排水管と同じ高さにあっても、流速が 2 フィート/秒(約0.6 m/s)未満で十分でない場合にもエジェクターが用いられます。
下水エジェクターシステムの構成
一般的なシステムは、ポンプとフロートスイッチを1組備えています。必要に応じて予備用ポンプを追加設置することも可能です。多くのシステムには、ポンプ故障時に警報を鳴らすアラームが搭載されています。さらに、グラインダーポンプ(粉砕ポンプ)を使用すると、固形物を細かく砕いたペースト状にしてから排出でき、配管への詰まりリスクを低減できます。
下水エジェクターの動作原理
地下トイレからの下水は、ポンプとフロートが入ったタンクに集められます。タンクの容量が満杯になるとフロートが上昇し、ポンプが自動的に作動します。ポンプは下水を撹拌しながら、主排水管へ押し上げます。タンクが空になるとフロートが沈み、ポンプは自動的に停止します。
故障や損傷を防ぐために
下水エジェクターの主な故障原因は、トイレットペーパー以外のものを流すことです。コンドーム、女性用衛生用品、綿棒、紙おむつ、さらには「流すことができる」と謳う使い捨て拭き取りシートなども詰まりの元になります。エジェクターは下向きに汚物を押し上げるため、通常のトイレよりも詰まりやすく、損傷リスクが高まります。定期的(目安は年1回)に資格を持つ配管工に点検・清掃してもらうことが推奨されます。
