飲料水における藍藻(シアノバクテリア)の影響
シアノバクテリア(藍藻、通称「池のぬかるみ」)は、温暖な季節に太陽光が当たる静止した水たまりで繁殖する微小生物です。家庭の飲料水にはほとんど見られませんが、キャンプ場や屋外の水源では見られることがあります。飲料水中の藍藻は人に病気を引き起こすだけでなく、ペットの死亡原因にもなります。
目に見える影響
- 藍藻が繁殖すると、飲料水の色が変わることがありますが、多くの場合は肉眼では判別できません。極端なケースでは、藍緑色や黄褐色の色合いが水道水に現れ、表面にスカム(浮きカス)ができることがあります。
臭い
- 藍藻が大量に増えると、水に独特の臭いが発生します。ニューブランズウィック州の調査によると、草を刈った直後のような香りがし、さらに進行すると下水やゴミのような悪臭になることがあります。
健康への影響
- すべての藍藻が毒素を産生するわけではありませんが、毒性の有無は外見だけでは判断できません。毒素を含む藍藻が放出する化学物質は、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。大量に摂取すると動物が死亡することもあります。フロリダ州環境保護局によれば、藍藻毒素で汚染された水を飲むと、肝臓、消化器系、神経系に長期的な障害をもたらし、肝臓がんのリスクも高まります。その他、頭痛、喉の痛み、発熱、嘔吐、下痢が起こり、皮膚に触れると蕁麻疹や発疹が現れることがあります。
